【鉱物色】各メーカーのラピスラズリを比較したよ

水彩絵具

こんにちは。ラピスラズリ絵具愛好家のホネ山です。
ウルトラマリン、鉱物色の中でもとりわけのロマンを感じる色……と思います。
特に、ネットで読める天然ウルトラマリンの逸話を読んでいると、なんか自分も欲しくなってくるんですよね。ラピスラズリ。

金よりも貴重と言われる顔料「ウルトラマリン」の作り方
金よりも貴重とされる顔料「ウルトラマリン」は芸術家に重宝され、画家のフェルメールはウルトラマリンを使いすぎたがために家族を借金まみれにしたと言われています。そのウルトラマリンは一体どのように作られているのか、イギリスのボドリアン図書館がその方法を公開しています。
ウルトラマリン - Wikipedia

ラピスラズリの絵の具、こんなに使わないだろうと思っても、出ているのを知っていると集めてしまうw

ということで、4メーカー集めました!

総額10,000円以上はかかっているはず。。。
本当はホルベインの本瑠璃も試してみたいのですが、あれは1色で50,000円するのでw

買う際の参考にしていただけると嬉しいです。

ということで結果ファースト。(一番下は比較用のW&Nのウルトラマリン)
メーカーによって大分色にばらつきがあります!

ダニエルスミス

おそらく、一番手に入れやすいラピスラズリ。私もこれから入りました。
Amazonなどで入手できます。
人気ありそうなのに5mlチューブがないので、15mlのみ。価格は3500円ぐらい。

溶けにくいので、水でしっかり溶かしてから厚めに塗ろうとするといいと思います。
広範囲に使おうとするとすぐ減ります。15mlでちょうどいいのかもしれないです!

絵の具の詳細はこちら。

あと、ネットをあさっていたらラピスラズリの絵の具の作業工程の動画が出てきたので埋め込みます!3分ぐらいからスタート

Daniel Smith ~ The Art of making Paint

シュミンケ

過去の限定色なので、もう店頭では売っていなく、入手難度高。
フリマアプリを根気強く探していると、たまに出品されています。
新品でほしかったけどやむなし。。。

DSよりも粒子が細かく、色は赤みを帯びていて彩度が低いです。

とはいえ、いい感じに粒状化するので、ジーンズを塗るときとかきっとぴったりです。

スーパービジョン

これもあれやこれやでなんとか手に入れたもの。

なめらかで、ラピスラズリを絵の具にしたらこんな感じかな?と期待通りイメージできるものになっていると思います。
なめらかで超綺麗ですね!

あと紙を傾けると若干キラキラするのが超ときめきます!!

成分は「天然鉱石」としか書かれていないので、混ぜ物はされていないのかな?
ある程度粒子がないとしっかりとした発色にならないとどっかで聞いたので、この色をどうやって出しているのか気になります。

公式サイトが見つからないので、ジンドンという中国のECモールにあった説明資料をリンク。
とりあえず丁寧に作られているということはよく分かりました!

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ゼッキ

これもPigment Tokyoでお手軽に買えます。フルパンで3800円。

絵画材料の通販(通信販売)ならPIGMENT
水彩 天然ウルトラマリン

天然ウルトラマリンってことは、抽出しているのかな?

ラピスラズリのウルトラマリン抽出法は、画家 鳥越一穂さんのブログに超詳しく乗っていました。マジで気が遠くなります。

[Medici] 実践・天然ウルトラマリンの抽出 | | とりロジー
Mediciとして制作しました動画、「実践・天然ウルトラマリンの抽出」が出揃いました。 大筋では15世紀にチェンニーノ・チェンニーニが書き記した手法に沿って、ラピスラズリからウルトラマリンの抽出を行う様子を収録しています。 左のラピスラズリ顔料から抽出作業を経て、右側のウルトラマリンがとれる ラピスラズリからとれる天然...

そんな、原料も手間も大層かかっているのに、なぜフルパンで3800円で買えてしまうのかは謎ですw

最初はビビりましたが、大容量なので気軽に使えます。
お手頃なウルトラマリンと比べると、粒子が大きく、わずかにキラキラしています。

天然ウルトラマリン絵具の真贋について(2020/12/22追記)

って感じで、各社のラピスラズリを愛用していたところ、こんな記事を見つけました。
画材店の店主方が専門家と出会って真贋検証をした記事のようですが。。。。。。

ラピスラズリについて*俵屋工房店主 高橋亮馬

おおっと……。

おおっと…………。

真贋、というか一部のメーカーで贋があるらしいのですね。。。

記事で記載されているイニシャルと「世界的に有名」という内容を読んだ感じ、
おそらく、そのメーカー。。。。。。

鵜呑みにするのはよくないとは思いますが、これ、専門家の記事ですよね??
となると、念には念で、絵具の紹介文を書き換えました。(今まで読んでくださった方すみません)

各メーカーのラピス及び天然ウルトラマリン絵具を楽しく有難く使っていたホネ山は、この記事を見て2日ほどショックを受けてぐったりしていましたがw、
一部でラピスラズリ使用(100%配合とは言っていない)ってこともある……ってことなんでしょうかね。

2012年の記事なので、今はどうなんでしょうかね?

個人的にはこういう見解です。

芸術品の修復用途:
 顔料の真贋について、頼れる専門家に確認してから使うことを激しくお勧めします!!
(そんな方がこのサイト見ているのか怪しいですが、検索に引っかかる以上念のため!)
天然石顔料を付加価値として作品に反映したい方:
 全部が全部、天然石顔料100%使用ではないらしいよ~ということを把握しておくといいかもです。
普通の絵描き(ホネ山もここ):
 好きに使えばいいと思います!天然ウルトラマリンも合成ウルトラマリンも素敵な色です!!

まとめ

みんな違ってみんないいのですが、天然石顔料事情にもいろいろあるようで。
ちょっと疲れましたが、しゃーないですね。
またほかのメーカーで出ているのを発見したら確保して追記しようと思います!

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