名村様インタビュー記事も後半戦です。
(一部まやさんに文字起こしを手伝っていただきました!本当にありがとうございます!!)
前半はこちら!
Q:意外な使われ方をした筆はありますか?
ホネ山:日本画筆がイラストに使われ始めたとか、ちょっと想定していないところで人気出てるな!とか、そういうのってございますか!
すずきさん:
ピンポイントっていうよりはやっぱりジャンルですかね。
前々から結構イラストを描く人の作業を見てると、日本画筆の特性ってすごいぴったりなんじゃないかなと思って。そこを今、積極的にツイッターでも発信しています。
実際に日本画筆の出荷数が結構増えていたり、自在皆宣に関してはツイッターで「販売数が増えた筆特集」をしたときに取り上げたんですけど。
今まで特選 東紅の影で隠れていたのが、小さいイラスト描いている方が購入してくれて、「使ってるよ」ってつぶやいてくれたりとか。
すずきさん:
今までだったらあんまり見ないようなジャンルで使われてる筆っていうのがいくつかありますね。
日本画筆だとみやこ。
すずきさん:
セーブルヘヤーは比較的前から、イラスト漫画系とかで人気があったんですけど、さらに広がったかな。
やっぱりそういった「元々好きだった作家さんが使ってた」とか「こういう風にこの筆を使っているんだ!」みたいな口コミによって、ツイッターで広がりを見せています。
なのでうちもユーザーさんのツイートはありがたいです。
ホネ山:
枯葉さんとか大分筆の記事書いてあるじゃないですか!
枯葉庭園:
すごい多いですね。みやこも多いし、特選 東紅もすごく多くて、「東紅買いました!」みたいな感想はすごく多かったですね。
日本画の筆は注目されてる感じがあります。
すずきさん:
筆はやっぱり見た目だけでは実際の使い心地とか、自分にフィットするかってのはわかんないんで、人からの情報っていうのがすごい重要になってくると思うんですけど。
絵具とかみたいに、直感とか自分の好みでどうにかなるアイテムではないんですよね。
ツイッターと筆はすごい相性がいいのかな?っていう感じはします。
こちらが発信するにしてもユーザーさんの発信にしても。
ホネ山:
また一つ買えば、例えば特選 東紅合わなかったとしても、別の性質の筆を試せるじゃないですか。
ツイッターの情報をたくさん発信されてるんで。「特選 東紅少し硬いな」と思ったらもうちょっと柔らかめの方で試せますよね。
すずきさん:
基準ができますよね。
ホネ山:
まず好きな絵描きさんが使ってる筆を買って、それから基準ができたら、名村さんの公式ツイッターとかを見て買うと、そのうち自分に合う筆に出会えるんじゃないかな?って思いますね。
すずきさん:
「この筆のこういうところが合わなかった」とか、そういうことを聞けると、その人が何を求めてるかっていうのが明確になるんで。
もしイベントとかにでも何かいい筆ないか?と聞きたいことがあったら、そういう話も、こちらに共有してもらえるとすごい参考になります。
この鋭さが合わなかったとか、固すぎたとかそういう今までの筆で気になることや、自分に合わなかったところがわかると、
逆に「こっちなら合うんじゃないか」という提案ができます。
ホネ山:
あと使っている紙によっても、筆との相性ってあるなって思って。
凸凹のある紙にリス毛の筆とかで塗るとなかなか(凹凸が)埋まらないな~っていうようなことがあって。
ちょっと硬い筆に持ち変えると、スッと塗れるとか。
たかはしさん:
やりたい作業が明確にある場合は、「ここを決めたいんだけど!」を教えてもらえると「それにはこの筆がいいよ」みたいな候補をいくつか出して、その中からまた選ぶっていうこともできると思います。
すずきさん:
こちらから一方的に「この筆いいよ」とお薦めするのは、やはり難しくて。
人によって理想の表現や、使ってる絵の具とか紙も全く違う中で、絶対的に使えるものってないと思っています。
この筆のいいと思ったところが、別の人にとっては良くない。自分に合わないところだったり要素だったり……っていうのはよくあることなんで。
その人が何をしたいのかっていうのが、何を大事にしてるかっていうのが先にわかると、こちらとしても筆を見繕いやすいです。
Q:康尖(コウセン)が素晴らしすぎたのですが、あの短穂で白桂やプラモ用の精密作業用の筆を作ってほしいです
いしかわさん:
康尖は、6月の北海道画材ユーザーショーの時に模型をやってる方が会場にいらっしゃってね。
「やっぱりこれ絶対使える!」と喜んで買っていかれました。
模型の中でも、いわゆる可愛らしいアニメキャラクターのようなものではなく、ミリタリー系のフィギュアだそうで。ああいうフィギュアは造作がとても小さいんですよね。
顔なんか本当細かく描いているので、通常のナイロンだと筆が負けやすかったりするのと、康尖みたいなハリやコシが強い筆の方が作業しやすいみたいなんです。
ホネ山:
(不透明だと)塗料が重いですよね。
いしかわさん:
喜んで買っていただきましたが、白桂みたいにコシを出すためには穂丈が短いものだと、もっと使いやすいものができるんじゃないのかなと感じました。
油彩やってる方がやっぱ康尖を使ってみて、
「すごく使えるんだけど、さらにこのXSよりももうちょっと細いのが欲しい」とか。
発売数カ月でそういったご意見も頂いています。
用途によってまだまだ展開を考えられる穂先なんだなとわかって、今後チャレンジしていきたいなと思っています。
Q:康尖と太晟(タイセイ)の制作秘話を聞きたいです!
枯葉さん:
康尖と太晟はどういう違いがありますか。
康尖の方がより細く描けて、太晟の方が安定してるっていうふうに思ったんですけど。
いしかわさん:
岩絵具のメーカーさんから、日本画家の池永康晟さんが名村のイタチ面相をよく使っていただいてるとお聞きしまして。
それがきっかけで、康尖・太晟の共同開発がスタートしました。
いしかわさん:
何本もイタチ面相をご愛用頂いているなかで、その個体差が気になっていたようです。
また、池永さんは美人画を描かれていて、日本画を描く若い作家さんを応援している中で、その人たちのためにも使う筆の個体差をなるべくなくしたいと。
イタチとかコリンスキーの筆がどんどん価格高騰している中、若い作家さんが安心して買ってもらえるようなものを作れないか?と相談されたんですね。
そのときに丁度ノルムという筆を発売したばかりで、もう私は心の中で「ノルムを面相にしたら一発だね!」と自信満々に思って。
試しに、ノルムの面相(パイロット版)を作って池永さんのところに持って行ったんですね。
解決できるかな~って思ったんですけど、2、3ヶ月ぐらい経ったときに、「いしかわさん駄目だ」と。
何故なのかな?と思ったら、ナイロンの毛先がやっぱりちょっと曲がってきちゃうんですよね。ボサボサっとなってきた。
よくよく考えたら池永さんってキャンバス地に岩絵の具を使いますから、ナイロンはすぐ駄目になるわけで。
すずきさん:
これは負荷がかかる描き方ですね。
いしかわさん:
申し訳ないけどしょうがないかな?って思っていたら、「逆にそうならないものを、できないだろうか」っていう話をされて。
ナイロン素材のエキスパートに相談し、かなり時間はかかりましたがなんとか形になり。
それが康尖になったというわけですね。
この白いナイロン筆は、新しい化学素材が毛先に含まれているので、先が曲がらずに磨り減っていく。
ずっと使い続けても穂先が鋭く尖り続けるという特長が池永さんの描き方にもフィットして、非常に使いやすいとおっしゃっていただきました。
ただやっぱり、麻地に岩絵具で描くという技法は珍しいので、耐久性よりも柔軟性を重視するユーザーのために柔らかめの太晟も商品化しました。
枯葉さん:
分かります!凄く分かります!
いしかわさん:
今回の康尖と太晟のもう一つの特徴がエクストラハードアルミニウムっていう軸なんですね。
実はいま、筆業界で、(筆の軸に使う)竹も危ないんじゃないか?という話が出ていまして。
筆の毛自体も(私も聞いた話だと)福島の山奥に行ったら実際毛を作って加工してらっしゃるところがあって、名村の創業者の人が毛を買いに行っていたらしいんですけど。
もうそういうのを日本の国内でやってくれるところって、どんどんなくなっているんですよね。
やっぱ動物の皮を煮て加工していくので匂いもすごく、今の日本の若い人がそういう仕事をやりたがらない。
どんどん日本の中からそういった毛を加工する人たちが消えて中国の方に依存してたんですけど、中国の方でもやっぱり同じように、そういう人たちが減っていきまして。
日本の竹やぶなんていくらでもあるんですけど、なんで竹が取れないの?っていうと、結局加工する人がいないんですよね。
そうなると大抵はプラスチックの軸に移行するんですよね。
ただどうしても、耐久性や見た目に不安があり新しい軸を探していたところ、エクストラハードアルミニウムの軸を見つけ、これでやってみようかと。
天然毛もナイロンになって、軸の方も、このアルミ素材を使えばもうずっとやっていけるっていうようなこと。
元々「これからずっと変わらず使い続けていけるような筆」を一番最初に命題に出されたような気もするんで、今回は新しい素材のナイロンと新しい軸というのが、挑戦的な感じでいいかな。
というようなところが、康尖と太晟を発売させていただいた経緯です。
すずきさん:
それと、途中でサイズラインナップを変更しました。
最初は康尖と太晟も同じ号数の展開を考えていたんですけども、康尖がより鋭くてシャープな作業、特に細かい描き込みができる筆で。
太晟が、もうちょっと先がもったりしてて、細かい塗りつぶしとか、線を引くだけじゃなくて、着彩作業もできるっていう住み分けをしようと考えていました。
その違いを考慮すると同じサイズ展開をするよりは、康尖は細かい小さいサイズに比重を置いた方がいいんじゃないかってことで、康尖がXS・S・Mで、太晟がS・M・Lに。
そうすることで役割がより明確になったと思います。
枯葉さん:
素材は一緒なんですか?
すずきさん:
違いますね。
枯葉さん:
凄く塗り心地が違いました。
まやさん:
お話聞いてたら、そのまま帰りに買っちゃいそうですよ(笑)。
枯葉さん:
本当にこれだけで一本スッと引くのが綺麗にできるんです。「そういうのできない」って私思ったんですけど、いい筆があればできるってことは分かりました。
まやさん:
もう買いますねこれ!
Q:康尖の軸が重い。周囲の水彩とか日本画やってる女性とかご高齢の方が「手の健康が……」と言っていて軽量軸パターンも欲しいです
いしかわさん:
これも検討したいのと同様に、例えば自分も最初に「軸の中は空洞にした方がいいのかな?」っていうのも思ったりしました。
もしくは先っぽの方だけ重くしてお尻の方を軽くするとか空洞にするとかありなのかな?と思ったんですけどね、金型代がすごい高くなるんですね。
「重さが逆にいい」とか、「もっと重くてもいい」という人もいたり、万人受けするものはないなと。
それぐらい本当に持たれる方によって感想って違うんですね。
軸に関しては次回の課題とさせて頂ければと。
ノルムという筆が人気があり、その後に同じ素材を使ったラフィーネを発売したので、康尖・太晟も後々そういった展開ができればいいなと思います。
短くしてみてもいいかもしれないですね。
ホネ山:
そうですね。ちょっと軽くなったら欲しいな!と思います。
枯葉さん:
重みのある高級なボールペンの重さとか。多分男の人はちょうどいいんだろうなっていう。
池永さんなのでちょうどいいんだろうなと思います。
すずきさん:
性別や、描く時の姿勢なども影響しますね。
枯葉さん:
使ってる絵の具とかによりますよね。水彩はそこまで重たくないですが。
まやさん:
長いと描いている時に手前に倒れちゃいますね。
いしかわさん:
池永さんから「鉛筆でよくあるゴム製のグリップみたいなのがあるといいよね。康尖と太晟も専用のグリップを出した方がいいんじゃない?」っていう話は言われていて。
ホネ山:
別売りでつけられるといいですよね。
枯葉さん:
太晟XS欲しい……。
たかはしさん:
皆さんのご希望に合わせてサイズ展開していったら、ラインナップが恐ろしいことになりそう。(笑)
10種類ぐらいになっちゃいます。
ホネ山:
でもそれだけ求められてるってことなんですね!
Q:ビューライナーだけあの持ち手になったのはなぜなのか。他の筆には使わないのか
すずきさん:これは当時発売した頃を知る人に聞いたんですけど、ビューライナーを発売したのが20年ちょっとで。
当時ジェルネイルが流行っていて、そこでネイルをする人、プロも含めた人の希望に応える形で三角軸を「売り」になる要素として搭載したっていう話を聞きました。
枯葉さん:立体のものを描くのにたぶん安定すると思うんですよ。
すずきさん:プルプルしない。なにかに頼らなくても独立してフォームを保てる。
それがだいたい20年ちょっとで、今では定番品になっています。
Q:ネットで発信するようになってから人気になった筆について
すずきさん:
先程の、「意外な使われ方をした筆」の質問のときのとちょっとかぶるんですけど、日本画筆全般の出荷数が結構増えてますね。
特に日本画の中でも面相とか細かい作業系の筆が全般、需要が増えてる感じがします。
自在皆宣みたいなシャープな筆と、あとは小さい筆でみやこ、セーブルヘヤー、あと元々人気がありましたけどイタチ面相。
Twitterでも見ることも多いですし。
あとは……別製点付(穂丈が短く点描などを描くのに向いている筆)、細かい作業向きの筆。
皆さん小さい作品を描き込んでいて細かい作業をされてるので、水彩筆にはない特徴をもつ日本画筆が求められています。
日本画筆はナイロンの水彩筆などと比べて、構造上シャープに作れるので、「今までできなかったところまで細かい作業ができる」ということで日本画筆が人気になってるのかな。
ホネ山:
みなさん細かく描く傾向ありますね。
最近のイラストですと情報量多くしてリッチに見せようっていう。
すずきさん:
そうですね、そのために道具のセレクトとかも、昔よりこだわってくれてる人が多いのかな。
その作業に特化した筆を求めてもらってるというか。
特定の作業用であったり、用途がはっきりした筆が売れる。
逆に、見た目では用途がわかりづらい筆が売れない。「これ何に使うの?」となってしまいますね。
Twitterでよく登場するファン筆もそうですけど、一見使い方が分からない筆でも、Twitterで解説して用途を明確にすると実際に売れてくる印象です。
SK-Mercuryも結構特徴的な形で値段が高いというのもあり、いきなり買うのは難しいと思うんですけど、こういうことができるんだとわかれば、買っていただけています。
用途やできることを発信していくことで、実際にかなり出荷数が増えています。
自在皆宣に関しては近年どんどん上がって、数年前の倍以上とか。
ファン筆も倍近く。
あとはSK-Meteor。
SK-Mercuryの兄弟的な感じですけど、高価格帯で、かつ形が独特。
ずっと絵を描いてる人ならピンとくる方もいらっしゃるかもしれないですけど、初心者の方だと「こんな長いのにへたらないの??」みたいな。
こういう形である理由や、使用例などをこちらから発信すれば売れるんだなというのは最近実感してます。
Q:Twitter運営にどのぐらいの時間・人数を費やしているか
すずきさん:
メンバーはこの3人で(すずき・たかはし・やの)で、おおまかに役割が決まってて、自分が筆ネタ、筆の情報を考えるのと、基本的な中の人の発信。
で、高橋がリーダーで全体のコントロールとか、スケジュール管理とか。
たかはしさん:
あと告知とかですね。
すずきさん:
矢野が営業としてイベント関係のツイートとか、こっちが考えた筆情報に画像をつけてくれたりとか、っていうのでそれぞれの作業がわかれてはいるんですけど、時間っていうと……。
たかはしさん:
時間、毎日?
すずきさん:
日によってちがうけど、朝必ずエゴサ。
必ずでもないですね。繁忙期はちょっとできない……。
たかはしさん:
Twitter記事の元となる内容を鈴木に。
構成とかもその時に「大体こんな形で」と決めて、必要な写真や文章を考えて、画像はこういう形で見せるとわかりやすいなどと話し合って、それぞれの作業にかかる感じです。
ホネ山:
では、かなり話し合ってコンテンツが作られてるっていうことなんですね。
すずきさん:
そうですね。
月1でミーティングをして大まかにこういう内容を記事にしようなどと話し合って、その後はチャットツールで進捗を確認しながら進めています。
たかはしさん:
みんな担当業務を持っているので、それを進めつつ、Twitterの作業もやりつつみたいな。
すずきさん:
時期によってばらつきがあります。
ホネ山:
コンテンツ制作を進めていくのって、忙しくなるとちょっとどうしても手薄になったりとかして、気合いが必要だと思うんですけど、続けられるコツみたいなのってありますか。
すずきさん:
Twitterは結構ユーザーさんの反応がダイレクトにあるんで、それがモチベーションだったり。
「使ってます!」とか、「Twitter見て買いました!」とか、そういう話が特に最近よく目にする機会あって嬉しいですね。
たかはしさん:
あとイベントで、
「Twitter見て来ました!」とか「Twitterで見たあの筆はどれですか?」みたいな、そういうお問い合わせをもらうとよく営業から聞いているので、影響力のすごさを感じます。
ユーザーさんからの反応が支えになっている部分は大きいです。
すずきさん:
そもそもTwitterを始めた目的が、今まで届いてなかったところに、情報と製品を届けたいという思いがあったためで。
メーカーとして一般ユーザーさんに製品PRがあまりできてないと
画材ショー(画材のリアルイベント)で痛感し、Twitterを始めました。
イベントの告知もそうですけど、普段の筆情報を発信し、実際に反応が返ってくるっていう循環が今のところ運よくできているんで、それで続けられているっていうのがありますね。
ホネ山:
「ここまで(しっかりした情報発信を)なかなかできない」っていうようなことを思ってまして。
イベント情報とかだけじゃなくって、筆の情報がこの解像度で出てくるっていうのが、すごいなと思います。
すずきさん:
自分自身、先程お話したように油彩を描いてて、元々は地元で小さな画塾に通っていました。
ただ、技術的なところはあまり教えないというか、個性を伸ばす感じのところで、うまくなるためにどうすればいいかっていう情報が少なかったのはありました。画塾も先生も好きでしたが…。
例えば筆の選び方とか、「なんでいつもこんなに絵の具が混ざってドロドロなっちゃうんだろう…」とかずーっとわかんないまま描いていて、けっこうストレスでした。
いまでは、もしかしたらその時点でやめてた可能性もあったかもしれないなってずっと思ってて。
なんとなくそのまま続けましたけど、楽しさを知る前にここで辞めちゃう人もいたんだろうなって思うと、そういうのはできる限りなくしたいなと。
画材の中でも特に筆は、ネット上でも情報が少ないし、メーカーも発信してるところはあまりないっていう。
うちがそういう役割をできれば、もちろん筆の売上も増やせるし、ユーザーさんにとっても有益なアカウントになるんじゃないかなっていう最初の思いがあって、そのままそこは変わらずやってますね。
ただ実際にここまで続けられているのは、自分の思いだけでなく、皆様の反応や好意的な感想があったからこそです。
おわりに
ホネ山パートのインタビューは全体の一部でして!
枯葉さんの質問パート、まやさんの現場見学パート、さらにちょっとお話などを経て、
ほぼ半日お付き合いいただきました!
準備・記事のご確認を含めると相当な時間がかかったと思います。
記事として公開することで、少しでも恩返し出来ていたら幸いです。
改めまして、お招きしてくださった名村大成堂の皆様、枯葉庭園さん、まやさんありがとうございました!