こんにちは。ホネ山です。
今回は、ターレンススケッチブックとピグマの紹介をしてまいります!
イラストで(描かない方もいますが)、結構な方が主線を描くのではないでしょうか。
大きく分けて鉛筆派、色鉛筆派、ミリペン派の人がいらっしゃると思いますが、ホネ山は主線をクッキリ描くタイプなのでミリペン派です。
そんなところに、ターレンスジャパン様からピグマとスケッチブックのPR記事依頼が届きました!
本当に有り難いことです!
ということで、ピグマも、アートクリエイションスケッチブックも、ガッツリ使い込んでみました!
ピグマグラフィックのいろいろな太さを紹介するよ!
まずはピグマから行きます!
なんと14本も頂いたので、全種類描き比べをしていこう!という企画になります!
根性勝負ですが、きっと出来るはず!
ということで、ちょっと小さめに、「約10㎝四方の紙にバストアップ」を描いて比較です!

最初は細~い線から比較。ちゃんと太さごとに明確に印象が変わってきます。
展示会とか行って原画をみる限り、ミリペンは0.03などの細い線がトレンドな気がしています。
ホネはもうちょっと太めで0.2をメインで使うことが多いです。 (はみ出しを誤魔化しやすいため)
でも細い線も繊細さが際立って素敵ですね~。
塗るときにはみ出さないようにするのが大変なのですが。。。

次は太めの線、0.3㎜~です!
0.5や0.8はミニ原画サイズだとかなり太く見えます。
でも、A4サイズにアップで描くときなどはこのぐらいが丁度良く見えるんですよね。
逆に大きなサイズで0.03を使うと主線は埋もれ気味になってしまいます。
紙の大きさに応じて、太さも使い分けていけるといいですね!

ぞじて手に取る機会が少ないかもしれないレア編です!
あまり見ない「1,2,3,F」4種のブラシ。(Fはたまに見るかも)
1は0.5ぐらいの太さに近く描けました。
2,3はゴン太の線になりまして、もしイラストで使うなら枠線かベタ塗り用かなと。
Fは多少強弱がつきますが、描き味は0.4ぐらいと近いですね。

そして 茶色編です!
茶色は0.03と0.1の2本頂きましたが、いろいろなメーカーとの色比べをすると楽しいかな?と思い、
色々なメーカーで茶色の0.1mmを5本ほど買いました。
まず最初はコピックマルチライナーとの比較です。
ピグマはセピアに近い(比較的緑寄りの)茶色なのに対し、マルチライナーは大分明るいブラウンです。
しかもマルチライナーはブラウンとセピアの色の差があまりついていないです。若干セピアの方が薄いかな?
ということで、色味は大分違うので両方欲しくなってきますね!
太さはピグマの方が若干太いかな?マルチライナーよりもインクが良く出るので!

さらに3社分。ピグマとも違う色構成で、千差万別です。
ネオピコラインはかなり緑に近い茶。ローアンバーって感じです。
マービーの茶はかなり赤に近くて、ペリレーンマルーンっぽい印象を受けます。
カラーマスターミリはその中間だけどちょっと明るい。
う~む!これも全部買ってよかったとしか言いようがなく! 塗る色によって主線を使い分けていきたいですね!
とりあえず、セピアっぽい色が欲しいときは、ピグマがおススメです!
ピグマの線を作例で使ってみたよ
ということで、ペン画に近いような細かい作例を描いてみたいなと思いまして。取り掛かりました!
下書き!
敢えて遠近感の強い戦闘シーンをチョイスしました。

下書きは0.1だけで描いてみましたが、何が描かれてあるか分かりにくく、カオスですw
遠近や見せたいものに応じて線の太さを使い分けることの重要さをひしひしと感じます。
ということでペン入れは0.03~0.3を使い分けるぞ!
これが輪郭を描いた段階です。
最初に太めのペンで輪郭描くと、バランスがとりやすくなる気がします!
輪郭については近景が0.3、中景が0.2、遠景が0.1を使いました。

おお!なんかちょっとわかりやすいような気がしてきますぞ!
全部ペン入れ終わりました!

やっぱり「遠近」と「キャラ/背景」で太さを変えることで全然見やすさ変わりますね~!!
輪郭と細部で0.1~0.2ぐらい太さを変えています。 細部を細いペンでペン入れすることで、グッと見やすくなりますね!
いつもだったら影の部分にちょっと墨だまりを作りますが、今回はこのまま塗りに入ろうと思います。

塗ったものがこちら(今回はCG)
5年ぶりぐらいのCG本気絵だったので使い方を思い出しながらでした。
後から明るい色をふんわり足したり、いくらでも色調補正できるのズルいなぁ!!
とアナログ民としては思いますw
今の実力の限界まで頑張りました。
ターレンス スケッチブックを紹介するよ

開くとこんな感じです!

まずはオフィシャルサイトをご覧ください!
凄い数の種類です!

特徴としてはこんな感じかな~と思います!
特徴1:可愛い
何と言っても見た目が可愛いです!
カラーラインナップは驚異の17色。
ホネはパステルバイオレットとコルクを頂いています。
お好みの色でスケッチに行けると気分も上がりますね!
特徴2:分厚い
80枚も紙が入っていてなかなかのボリュームです。
後述しますが、成長の記録を残しておきたいときにピッタリだと思いました。
特徴3:適度なザラザラ&サラサラな紙
個人的にはクロッキー帳はざらざらしているものが好きなので、この摩擦感が描いていて気持ちいいと思います。
ペンのインクが滲んでこないので、気持ちよく描けました!
特徴4:描こうとすれば表裏両面使える
私は表だけ使っていますが、鉛筆派の方でしたら裏も描けます。
そう考えるとなかなか減りません。
特徴5:しおりを挟める
分厚いせいか、しおり付き!
どこまで描いたか記憶しておけて結構便利です!
スケッチブックを埋めると絵は上手くなるのか!? 出来る限り埋めてみました!
実は5月、6月にこちらのスケッチブックを使って練習しまくっていました。
今はお休みしていますが、その時のログをお送りいたします!
まずは手の練習
手が、いつも適当に描いてしまうなぁと思っていたので、少しでも勘所を覚えたいと練習しました。
おかげで、(見ずに描くのは厳しいですが)見えないところをある程度補完できるようになりました!
足の練習
足もついでに練習しました。
いつも靴の塊でゴロンとしか描いていなかったので、しっかり書いて頭に入れるの新鮮でした!
背景の練習
主に構図面について研究したくて!
ドラマチックに見れる特徴を探したいなぁと思ったのですが、あまりスパッととは分かりませんでした。
エフェクト・絡み
だんだんこの辺りから迷子になり始めて、止めました。
で、うまくなったか?~目的をもって練習しよう~
明らかに手足に対する苦手意識や、背景付きの絵をなんとなく落書きするのに対するアレルギーが減りましたね!
正直、デッサンの正確さ的にはあまり変わっていないかな?
もっと根本で鍛え直さなきゃいかない概念があるような気がしています。
まだまだ練習が必要ですが、題材は選ぶ必要があると思いました。
私は3日坊主になりがちなので、
目的をもって短期詰込み集中が一番身になるかな?と思いました。
終わりに
ピグマ&スケッチブックの記事、楽しんでいただけたでしょうか?
私は練習を再開したくて堪りません!
でも本番絵も描かなきゃ!ということで、時間制限の中で板挟みですw
頂いたピグマをカスカスになるまで使っていこうと思いました!
スケッチブックも最後まで埋めたいです!