カキモリでオリジナルインク作ってきたよ!

カキモリでオリジナルインク作ってきたよ! 紙・筆など
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こんにちは!ホネ山(@jam732142 )です。
今日は主線にこだわってみよう問題です。
水彩の主線用にオリジナルの色を作っていただいたので、レポします!!

ミリペンで理想の色を作りたい問題(前置き)

きっかけはこのツイート。

なんと、主線用に愛用していたピグマのバーガンディが廃盤になってしまいまして!!
買い溜めしてもいいんですが、この際ミリペンに対しての理想をぶつけてみるか!と思いました。

そもそも水彩に適した濃さ&ちょうどいい色のミリペンが見つからない

そもそも、水彩でミリペンの色を使おうとすると、
線が派手(濃度が濃すぎるか彩度が高すぎるか)になってしまって、浮くんですよね~。
(あくまで自分基準)

水彩で塗るにはミリペンはちょっと線が濃いなぁといつも思っていました

唯一気に入った濃さで主線が描けた絵は、インクがスカスカ直前だったので、いい感じに線が薄めに出たと言う。。。

このぐらいの濃さで主線を作りたい

ってことで、水彩で塗るときにちょうどいい濃度・彩度の主線が引ける
ミリペンがめちゃめちゃ欲しかったのです!!

条件としては

  • ミリペン(0.5より細いもの。つけペンやガラスペンよりも気軽に使いたい)
  • 耐水性インク(上から水彩で塗れる)

の2項目。
真っ先にからっぽペンを検討したのですが、細ペンでも0.4mmと若干太いのと、インクが耐水性じゃないようで。

からっぽペン | 商品情報 | 墨、書道用具メーカーの株式会社呉竹

調べると、カキモリで耐水性オリジナルインク調合サービス+0.3mmのペンが売っていることが発覚!
これは……何としても手に入れないと!
と思い、深夜にそっこーで予約しました。

カキモリとは

万年筆やノート、インクを売っている文具店です。

たのしく、書く人。カキモリ
東京・蔵前にある「たのしく、書く人。」のための文具店。お好みで作るオーダーノートやオーダーインク。愛着の湧く、古びない文具セレクション。自分のために、大切な誰かのために「書く」楽しみをご提供します。海外発送可。

ホームページ見ると分かりますが、とにかくおしゃれ!
店舗が東京の台東区にあって、その直営店の中2階に
inkstand(インクスタンド)というオリジナルのインクを調合できるワークショップが開かれています。

店内中二階に並んでいたインク

inkstand by kakimoriで何ができるの?

ワークショップで45分の制限時間の中
ベースカラー14色+濃いベースカラー3色+薄め液の18種類のインクを調合して、自分だけのオリジナルカラーを作り、持ち帰ることが出来ます。

レシピを付けてくれるので、リピート購入することもできます(レシピの保存期間は2年間)

オーダーインク
きれいなインクが一滴あれば、世界はぐんと変わって見える。 インクスタンドは、あなたの色を探し出すお手伝いをします。

値段は1本3,000円。
インク代と考えるとちょっと高めのように思いますが、混色のしおりがあったり、困った時は店員さんがアドバイスしてくれることを考えると、自分で試行錯誤するよりも材料代や時間コストは安いなぁと。

店頭でのワークショップの他、欲しい色の色のカケラ(参考資料)を送ると、スタッフが調合してくれる自宅からのオーダープランもあります。

さっそく理想の主線色のインクを作ってみた!

時間が来たので、ワークショップのスペースへいきました。

店舗外観

最大3色+薄め液でも調合が可能とのこと。
ズラッと並んだインクが可愛くて!!

絵具沼住人としてはこんな施設があったら一日中居座って試したくなりますが、45分の制限時間あり。

説明を聞いて、自分であらかじめ用意した色見本と混色表をにらめっこします。
何せ時間が45分しかないので、見本に一番近い色の組み合わせを見つけないと微調整ができませぬ。

まず自分の頭の中に合ったレシピを

混色表を見ているうちに、ほぼドンピシャの色があったのでトライ!
紫と……黄緑?!
ちょっと水彩と混色の勝手が違うかも?……いや、補色を混ぜるだけだからそうでもないか。

そして冒頭でも書いた通り濃度が肝なので薄め液を慎重に入れて

……こ!これだ!!!

あともう1パターンほど試して、ワークショップのお姉さんに組み合わせを渡します。
そこからお姉さんにつくってもらうんですが、濃い色になってしまいなかなか再現できず。
結局めっちゃ薄めました。
店員さんもここに来た経緯を説明したら、濃度に対してもすごくこだわってくれて、本当にありがたかったです!

そして、完成!本当に店員さんには感謝です。
0.3mmと0.5mmのカラーライナー(空のミリペン)を一緒に買い
お金を払ってルンルンと帰宅しました。

……しかし帰り道、待ちきれずにに出来上がった瓶に塗られていた色を見て思いました。

ちょっとぶれているけど・・・この真ん中に丸く塗ってある色。

紫味が足りない。もうちょっと紫を足したい。

店に戻るか、そのまま帰るか。
数分どうするか脳内会議が開かれ……。

お店に戻り、ベースカラーのバイオレット(約2,000円)を購入しましたwwww

帰ってからまた微調整して、キャプトモータム色になりました!

水彩イラストの主線として描いたよ!上から色を塗っても大丈夫?

ちょっと照明の関係で色がアレなので、実際の色に近づけたスキャン版も。

色を塗っても、水彩と丁度良くなじみます!大成功!!

アヴァロン紙使用。なのでいつもよりも紙の目が出ています。

感想

いや~。参加者と店員さんが全員色に対してこだわっていたのが本当に健康にいい!
めっちゃ元気になりました!「こんだけ色のことを考えてもいいんだ!」って。

出来た色も活躍中ですが……もっと色増やしたい!!
青寄りの紫も欲しいし、黄色いパーツに使える色も欲しいし、青緑も欲しい!

そう思ってしまいましたww(沼思考)
きっとまた行くと思います。

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