突然ですが、ハーフパンの入れ物、何使っていますか?
こんにちは。ホネ山です。
絵具沼に浸かっていると、次々と増えてくるハーフパン。
今日はその入れ物をどうするかという内容をザクザク書いていきます。
ちなみに、空のハーフパンについては別記事でまとめています。
ハーフパンの入れ物、一般的にはこういうのを連想するんじゃないかな~と。
これはこれで、パレットも付いていて便利です!
ただ、水彩沼にハマると、この色数では全然足りないのです…………w
どうせなら可愛いケースが欲しい!そして沢山入るケースが欲しい!
そんなことを考えていろいろ探してみました!
ハーフパンケースの選び方
ケースにハーフパンが何個入るか計算しよう
何はともあれ、入る個数は超絶大事です!!
欲張れば、手持ちの色が全部入るといいですよね。
そのためにも、ハーフパン1個あたりの大体のサイズを把握します。
ハーフパン:2,0cm×1.7cm×1,0cm
フルパン :3.0cm x 1.8cm x 1.0cm(ハーフパン約2個分)
ミニパン :ケースバイケースだけど1.2×1.2×0.5とか(ハーフパンより大体小さい)
買うメーカーによって1mmぐらいの差はあるものの、大体このぐらいの大きさです。
なので、とりあえず容器の「深さ1cm」は死守して考えるようにします。
これで、容器に何個ハーフパンが入るか計算できます。
公式っぽくするとこんな感じかな?
(容器の縦÷ハーフパンの縦)×(容器の縦÷ハーフパンの横)-4
割り算の余りは「切り捨て」で計算してみてください!
何で最後に4を引くかというと、
大抵のケースは角が丸いので、4スミにはハーフパンは入らないからです。。。
角の丸さによっては-2で収まることもありますが、入ると思って入らなかったら悲しいので―4しておきます。
(実際はハーフパンの向きを変えたら入った!などあるので、
大まかな計算ですが、大体このぐらいは入るということはわかります~)
容器が深すぎると正直使いにくい
深さは割と重要です。
容器が深すぎると筆を深くまで突っ込まなくてはいけなく、正直使いにくい。。
(特に端っこにある色)
筆で色を取るときって無意識の世界だと思うので、
ケースが使いにくいと地味にストレスがたまりますw
ハーフパンの高さが約1cmなので、
それよりもちょっとだけ高さのある深さ1.5~2cmぐらいがちょうどいいかと。
妥協して4cmがMAXかなと思います。3.5cmぐらいあると大分使いにくさを感じます。
クッキー缶とかは深さがあるので、正直なところお勧めしにくいです。
「深すぎて使いにくいけどどうしてもそのケースを使いたい!」という時は、粘土や板などを利用して高さを底上げすることを考えてもよいと思います。
トレーを使って、ハーフパンを2段入れるのもアリです!
ケース材質は、金属(磁石にくっつく)だと便利ですが、ひと工夫で何でもいけます
缶だと、ハーフパンにマグネットシールが使えます。
マグネットシールをハーフパンに貼ることで、
ハーフパンがケースに吸着してずれないで済みます。
しかし、アルミや錫、銅の缶を選んでしまうと磁石が付かないなんてことが起きますw
そういう時は、底面にもマグネットシールを貼ってあげることで解決します。
(実際マグネットシート同士でくっつくか試してみましたが、問題なかったです)
ケースがプラスチックの場合も、底面にマグネットシールを貼ることでかなり使いやすくなります。
あまり色を動かすことがないなら、直接両面テープを貼って固定するのもアリですが、後で動かしたくなった時に後悔するかもですw
少量でOKな人向け(24色程度)
缶のペンケース
私が最初に使っていたのはこれです。セリアで買いました。
とりあえず、100円で手に入る(重要)。
24色入るので、パレットの島に入りきらない色を詰めて補助的に使うのにはいいと思います
こういうのもオタク心をそそるなと!
計算した感じでは18~20色ぐらいは行けそうです。
これもかっこいいですね!計算すると28色は入りそうです!
タブレットケース
探してみましたがそんなにないのと、サイズが6.8cm×4.1cmで4色ぐらいしか入らないんですよね。
ミニパンにすればもっと入るかもしれないですが、ハーフパンケースにはちょっと向いていなさそうです。
小さなお菓子のケース
アマリエの缶ケースは、フォロワーさんが使っていたのをどこかで見た記憶があります。
10色ぐらい入りそうです!
たくさん色を入れたい人(40色以上)
大きなペンケース
クレヨンしんちゃんのゆるいペンケース。
こんなケース使っていたら気負わずに絵が描けそうですw
19×8.5×2.5cmなのできっと絵の具も取り出しやすい。計算すると40色ぐらい入るようです。
こちらはお薬袋柄。レビューを見ると実際に薬を入れている方が多いようですw
絵具で癒されるならあながち間違ってはいないかも?!
19×8,5×2,4cm。40色ぐらい入りそうです。
こちらは偽札柄w同じお店に面白いペンケース沢山ありました。
19×8,5×2,3cm。40色ぐらい入りそうです。
可愛いムーミンのペンケース
8.5×19×2.3cmで、高さも丁度使いやすい感じです。
計算すると40色ぐらい入りそうです。
お菓子のケース
ノート型のシックな缶がお洒落。
ソートの中から画材が出てきたらワクワクしますよね!
12cm×16cm×2cmで、高さも丁度良く使いやすそうです。44色ぐらい入るのかな?
「画材と見せかけて?……クッキー!」…と見せかけて画材が入っている!!
なんて2重のフェイントをかけることが出来ますw
24×12.7×3.7cmなので、80色は入りそう!!
高さ3.7cmなので、端っこの色はちょっと取りずらいかもしれません。
23×14.5×6.3cmで深すぎるのですが、それでもとりわけかわいいデザインだったので紹介。
トレイを使って2段にして、下の方にあまり使わない色を入れておくのがおすすめです。
大きいサイズなので、84色ぐらい入りそうです!
書類ケース
実用性とコスパを考えると、結局こういうのが最強かもしれません。
21×16×1.5mm。絵の具もバッチリ取り出しやすいですし、92色ぐらい入ります!
これで絵の具沼の方も安心ですね!
透明なので、自作絵の具の在庫保管にも適していると思います。
下にマグネットシールを貼ることを推奨します。
A4サイズ対応だともっとえぐい色数が入ります。
31.7×25.3×2.7cmで、計算上212色ぐらい入るとのこと。本当か?!
これだけあるとむしろ目的の絵の具を探すのが大変そうですがw
一元管理したい方は検討してみてください~。
自分でリメイクするのもアリ
最初に紹介したようなシンプルな缶ケースやプラスチックケースなら、
自分でリメイクするのもアリかと思います!
100均とかでシンプルな缶を買ってきて、自分でアクリル絵の具や塗料を使って塗り直すのも大有りかと!
おなじみホルベイン。これ使えば金属の上からアクリル絵の具で塗れるようにするメディウムだとのこと。
ターナーのアイアンペイントやミルクペイントもよさげですね。
下地材はプラスチックにも有効なので、夢が広がります!!!
自分はこれを選びました!
はい。缶に一目ぼれです。
容器代として考えるとなかなか高いものの、「チョコレートも食べられるのなら買っちゃえ!」と。
ちなみにチョコレートの味はとてもお上品でした♪
濃厚ってよりも繊細なヘーゼルナッツの風味が聞いている感じの味でした。
食べ終わったので、色を並べてみます。
内側の高さが2.9cmで多少高さはあるものの、
端っこの絵の具もそんなにストレスなく取ることが出来ました。
特に改造しなくても、このままでいいかな??
試してみたところ、60色~64色入ります!
(厚みのあるハーフパンを入れるとギリギリ60色しか入らないです)
流石に手持ちの全色は入らないので、一軍の色用のケースにしました!
大体これだけあれば大抵のものは描けるだろうと。
これだけ色数があるとどのハーフパンがどんな色だったか忘れてしまいがちなので、
缶の内蓋に色見本を貼っておくととても便利です!