ヴァンゴッホ固形水彩まとめ 情熱的な発色!(PR記事)

ヴァンゴッホ固形水彩まとめ 情熱的な発色!(PR記事) ヴァンゴッホ
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こんにちは ホネ山です。

今回はヴァンゴッホ(Van Gogh)固形水彩のまとめ記事を依頼いただきました!
「ヴァンゴッホ??オリーブグリーンならたくさん使っていました!」ぐらいの理解度でした。

このサイトでは基本、アーティストグレードの絵具を記事で取り扱うようにしているのですが(ヴァンゴッホはグレードとしてはレンブラントより1個下になる)、「レンブラントのダスクカラーとヴァンゴッホのダスクカラーは結構違う」という噂を耳にしまして……。

そうしてもそれが気になるのと、自分も理解を深めながら必要な方に伝えたいなぁと思いまして、書かせていただくことにしました!

※最初に「海外限定色もあるのですが」どうしますか?と質問されまして、
このサイトを見に来る方には個人輸入される方も多いので、是非入れましょう!と返信いたしました。
そのため、日本で売っていない海外限定色の紹介も混ざっています。

目次
  1. メーカー様に質問してきました!
  2. ヴァンゴッホ固形水彩絵具の取扱店
  3. 海外限定色一覧
  4. 早速開封……と思いきや?
  5. ヴァンゴッホ水彩の特色
  6. ヴァンゴッホ色見本作りました!
  7. おススメの色を紹介するよ!
  8. 作例に気合入っています!
  9. 終わりに

メーカー様に質問してきました!

なんと、ターレンス本国のブランドマネージャーの方に質問に答えていただきました!
ターレンスジャパンの方に掻い摘んで翻訳していただきまして!
ベーシックな質問から突っ込んだ内容まで用意しています!

ちなみに回答してくださった方は妖精の絵を描くお兄さんでなかなかガタイがいい感じでした。
(写真見せていただきました)
海外のコアなクラフトファンは、がっしりした方ガテン系の方も多いらしいとのことです!

1)絵具の象徴として、VAN GOGHさんを選んだ理由を教えてください。

オランダ絵画の黄金期を代表する作家であり、世界的にもその知名度があったため。
Rembrandt(プロ用)とVan Gogh(強い情熱を持つアマチュアからアーティスト用)はペアにして選択しています。

2)レンブラント水彩とVAN GOGH固形水彩の違いを教えてください。

レンブラント水彩とVAN GOGH固形水彩というよりも、レンブラントとVAN GOGHの差になります。使っている顔料、配合している濃度、各々のブランドの配色の中での単一顔料色の数。
これらが異なります。

3)レンブラント水彩とVAN GOGH固形水彩を日本以外の国で使う方の層に違いはありますか?

こちらもレンブラント水彩とVAN GOGH固形水彩というよりも、レンブラントとVAN GOGHの差になります。
ブランドの設定がRembrandtは専門画家、Van Goghは学生~クリエーターやアーティストです。
色々なジャンルの絵描きさんに使っていただいてる日本とは異なり、きっちりと住み分けがあ 
るようです。

4)VAN GOGH固形水彩ならではのスタッフの方の好きな色など。

推さないとだめ…?
私が妖精を描くときには水彩絵具を使います。
Van Goghの593 (キナクリドンパープルブルーイッシュ)。
この色は神秘的なところがあります。花にも夕暮れ時にも衣装にも使えるのです。
この色にはうっとりとさせる効果があって、うまく水の量を調整すると、豊かで深みのある色合いを見せることもできるのです。

Rembrandtでは506 (ウルトラマリンディープ)。この色は水の調整で、空でも海でも、かなりの汎用性がある色です。

5)ダスクカラーはレンブラントの色味もラインナップも違うようですが、 開発は別のスタッフによるものでしょうか?

別々のスタッフが設計したものではありません。先にも述べましたように、ブランドごとに顔料が異なります。
そのため、粒状化(グラニュレーション)が異なる為、それぞれで最も効果のある色を選んでいるためです。

6)VAN GOGH固形水彩をどんな方に使って欲しいでしょうか?

無難な回答では、広く絵を描きたい人。ですが、個人的には周りにある些細なことからも刺激を受け取ることができる感受性の高い人。です。
Vinsent van Goghがそうであったように、あらゆる物からメッセージを受け取り、それを即、紙に載せたい情熱の人が使ってくれると… 
因みにVan Goghポケットボックスはそんな想いを以て企画されました。

ヴァンゴッホ固形水彩絵具の取扱店

取扱店舗情報 | ターレンスジャパン
ターレンス製品を実際に手にとってご自身の感覚でお試しください。

上記の検索で「ヴァンゴッホ水彩絵具」で選択される店舗や
アマゾンで取り扱っています。
Amazonで購入するときは、セラーや送料設定に注意して、信頼してもいいかな?と思うセラーさんで買ってくださいね!

実店舗ですと、世界堂新宿店には売っていましたが、売り切れの色もございました。
オンラインショップはこちらです!
https://webshop.sekaido.co.jp/product/A000831

そして日本で買えるのは上記リンクに載っている40色+Amazon限定で販売しているエフェクト12色セットの計52色。

つまり残りは海外限定色です……!!

ヴァンゴッホの海外限定色の単色ってどこに売っているの?

海外限定色、どこで売っているか探しました!

ARTEMIRANDA

チューブ
https://www.artemiranda.com/van-gogh-watercolour-tube-10-ml/3279
ハーフパン
https://www.artemiranda.com/gb/van-gogh-watercolour-half-pan/3277
こちらは個人輸入される方が使っているのを見たことがあります

Jerry’s Artarama

チューブ
https://www.jerrysartarama.com/van-gogh-watercolors
ここで買ったという報告は今まで見たことないけど、
Twitterアカウントにホルベイン公式やセヌリエ公式がフォローしているので多分大丈夫そう。
配送先でJapanが出てくるので、多分買えるんじゃないかなと!
(不確かな情報で済みません。。。)

海外限定色一覧

自分が調べた限りの情報です!おそらくこれで合っているはず。

106 Opaque White
230 Dusk Yellow
244 Indian Yellow
272 Transparent Yellow Medium
278 Pyrrole Orange
291 Titanium Buff
296 Azomethine Green Yellow
318 Carmine
357 Rose
373 Dusk Pink
522 Turquoise Blue
525 Lavender
560 Dusk Violet
592 Quinacridone Purple Red
593 Quinacridone Purple Bluish
630 Dusk Green
661 Turquoise Green
662 Permanent Green
715 Neutral Tint
735 Oxide Black
748 Davy’S Grey

早速開封……と思いきや?

現物をいただきましたので早速開封!と行きたいのですが、
そうはいかない関門が続々と襲ってきました!
トラブルも含めて紹介していきますね!

ハイ。包装紙付きで並んでいる姿が可愛すぎて!!包装紙をなかなか外せませんでした……!!
これだけ綺麗に並んでいると、絵具コレクターとしてはそのままにしておきたくなるんですよね~。
だって、固形水彩って包装紙外したら絵の具が前面に出て(当たり前だ)二度とパッケージに戻せなくなるじゃないですか!

ということで半月ぐらい眺めてはどうしようどうしようとジリジリとしていましたw
しかしある日、「これはいかん!ホネ山のコレクションのためにこの絵具たちは送られてきたんじゃない! しっかり使ってレビューするための絵具じゃないか!」という気持ちが沸き上がり、ようやく目を覚ますことが出来ましたw
めでたし。

ちなみに、よく見ると包装が2種類あるのは下記のような理由からでした!
(ターレンスジャパン様ご担当者様からより)

固形水彩の包装が2種類あります。これはオランダ本国のエコパッケージの 
方針で、これまでのキャラメル包装(全部をくるんだ包装)からシール包装 
(シールで蓋をする包装)に切替が始まっているためです。セットの方も少し 
混ざっているかもしれません。切替は昨年から始まっています。

そして無事に?包装を剥がしたのですが、今度は並び替えの必要が。
4つの容器に分割されて入っているので、これを色見本順に並べないと間違った色を塗ってしまう確率がグンと上がります。

ということで並び変えました。ようやく!ようやくこれで記事が書けるということでした。
「ほぼ自分のせいじゃないか!!」とは言え、ここまでが長かったです……。
本当に申し訳なかったです。。。

ヴァンゴッホ水彩の特色

ここで作例を塗って個人的に思った、ヴァンゴッホ水彩の特徴を上げて参ります!

色の出方が強い!元気な発色!

色見本見ると分かりますが、繊細というよりはパッとした元気な発色です。

ヴァン・ゴッホの名前を冠にしているだけあって、色の一つ一つが主張してくる感じです。
もちろん、薄く塗れば繊細な表現も出来ます。
こんな中間色だって作れます。(主線アクリル、塗りはヴァンゴッホ水彩)

ターレンスジャパンさんからも色の勢いにつきまして、コメントいただいています

やはり炎の人、Vinsent van  Goghの名前を冠していますので、色に勢いはあると思います。(ちなみにオランダ語で読むと、フィンセント=ファン=ホッホ[ホは喉の奥で絞出す音]です)

固形の中では絵の具が取りやすい。すぐ取れる

リス毛メインの柔らかい筆で、優しくなででもたくさん取れます!!
つまり、筆でゴシゴシハーフパンをこすらなくてもいいので、筆に比較的優しめということですね!
天然毛ユーザーの方には朗報なんじゃないかな?
逆にナイロンの弾力のある筆ではいつも通りに塗ったら色が取れすぎましたw

本気絵にも耐えてくれる

レンブラントとの性能の違いは正直よく分からなかったです。
「配合している顔料濃度が違う」とのことですが、ユーザー視点だと特に薄いと思うこともなく。。。
(下に作例がありますが)、力作だってこれで十分描けると思いました!

顔料のバラエティについて

レンブラントの方が豊富っぽいですね。
DB作っている限り、ヴァンゴッホは同じ顔料が何度も出てくる印象はありました。(特に緑と茶色)
特に無機顔料は少なめで、コバルトとかカドミウムとかは出てきませんでした。
無機顔料ラヴァーの方はレンブラント使ってね!ということだと思います。

その代わり、少ない顔料数で作品を抑えることが出来て、まとまりのある印象にはなると思います。

また、パステルカラーや暗色が少ないので、複雑な色を混色したいときは、少し頭を使う必要があります。

海外絵具の中では安い!

2024年現在、円安で海外絵具全般がめっきり高くなりました。。
その中でも24色で10,000円前後で買えるので、コスパがいいです!
↓ホネ山が見たときは9,900円でした。

売っているところが少ない!

ここは悲しい点です。
首都圏のリアル店舗だと世界堂新宿店には置いてありました。


ヴァンゴッホ色見本作りました!

色見本各色リンクはこちら!

水彩絵具使ってみた!ドットコム
水彩絵具,紙,筆,その他……。透明水彩を中心とした情報サイト

おススメの色を紹介するよ!

ここからは個人的なおすすめ色を紹介していきます~!!

やっぱり特徴的なダスクカラー!※海外限定色

レンブラントと比べると、ダスクの黒部分が結構きめ細やかなのが個人的には特徴だと思います!
個人的にはこちらの方が使いやすいような気がしています。

ちなみにレンブラントの粒子感はこんな感じ。レンブラントの方がちょっと荒めなのです。

平塗りで映えるレンブラント、ぼかしや重ね塗りで映えるヴァンゴッホですね!!

水彩絵具使ってみた!ドットコム
水彩絵具,紙,筆,その他……。透明水彩を中心とした情報サイト

作例で大活躍した2色※ローズは海外限定色

この二つの色は作例の明るい発光部分を描くのに特に役立ちました!

今回発光部分に蛍光色を使えなかったので(ヴァンゴッホには蛍光色が無い)、発光モチーフを描くときにどうしようかなと思ったのですが、この2色で何とかなりました!
濃い塗りにした時も、明るさを保ってくれるのが素敵ですね!
もちろん薄い塗りにも使える万能な色です!

※ローズは海外限定色のようです

こんなに赤いの?ウルトラマリンディープ

そしてウルトラマリンディープの赤味にビックリしました!
かなり赤に寄ったウルトラマリンはそうそうないぞ!と思って、原画とにらめっこして色調補正していきました。
途中「こんなに赤かったっけ?」と不安になるときもございましたが、原本見ると自分の環境では大体こんな色をしていました。
コレクションに是非!!

儚いグレーが素敵。デービスグレイ※海外限定色

まったりとしたグレーで粒状化する色って珍しいですよね。
下塗りの段階で置いてみたときに、絵具がどういう挙動をするのかが気になります。

※この色は海外限定色のようです。

作例に気合入っています!

いや、いつも気合い入れているんですが、今回は特に紆余曲折ございました。

最初はレンブラントの時に描いた架空のアイドル3人組の絵にしようとしていました。
夏!ヴァンゴッホなだけにひまわり!アーティスト写真風!みたいな感じで仕上げるつもりでした。

しかし、下書きを何度してもいい感じにならず、諦めることに。

キャラクターを男子に変え、アイドル写真風のコンセプトだけ引き継いでラフを描くことにしました。

それで作ったのがこちら。ん?アイドル写真風?
1月に上記キャラのコラボカフェ兼プチ個展を開くのですが、その告知用画像にもなっています。
もう時間的に後には戻れません!

いきなり本番に行く前に、落書きで塗りの練習もしています。

落書きが彩度低めになりました。

しかし色見本を見ての通り鮮やかなでストロングな印象の色が特徴的なので
本番はもうちょっと彩度を上げていこうと思いました!やるぞ~!!

こちらはペン入れが終わりデジタルツールから水彩紙に印刷した線画です。
紙はストーンヘンジアクア細目を使っています。
エフェクトの部分だけ色を変えていますが、メンバーカラーごとに全体を変えておけばよかったと思っています。

エフェクトと下塗りをしました。
ここで一律影をピンクで塗ってしまったことで、中央の子に緑寄りの青い影をつける時えらく苦労しました。。。

固有色塗り終わりの図。
ここからメンバーカラーに合わせて、エフェクトの光が刺すように塗り込んでいきます!!

一通り塗り込んでいった段階の絵です。
1対1待機を抜かずにお顔と発光を仕上げていくのにヒィヒィ言っていました。

ここから主線描き起こしですが、手持ちのペンではすべての色に合うものが無いため、アクリル絵具を混色し、つけペンで主線を描いていくようにしました。

主線を描いて、さらに塗り込んで完成!

いつも塗りは1~3日で終わるのですが、これは1週間かかりました。
エフェクト(ぼかしながら塗るので普段より時間がかかる)たっぷり&アイドル構図の顔アップ×5なので気を抜ける箇所がどこにもなく、塗ってはゼーハーして休憩、塗っては休憩の繰り返しでした。

なんだかボケ感とツヤ感が大分CG寄りになっていますが、アナログ塗りの作品です。
下書きも(5等分のガイドや修正、線画印刷など)デジタルに助けられていますが、メインはアナログです。

原画、ありますっ!!

もう一丁塗りました

こちらはアイキャッチ用で描いたひまわりです。
どうしてもひまわりが諦めきれず、アイキャッチのために描き下ろしました。
絵具は勿論ヴァンゴッホ水彩。紙はアルシュ極細です。

終わりに

今回は塗れる状態にするまでが長かったという異例の事態でした。。。
固形水彩は可愛い!けどパッケージを剥がすと風情が半減してしまう。。。というのは確かにあると思っています。
新しいパッケージのように、正面だけシール形式で側面にデザインと情報だけ残してあるのが、個人的には嬉しいなぁと思いました!
変更されて良かった!

普段はドットカードで色見本を作っているので、現物で思いっきりかけるのがすごく嬉しかったです!
ターレンスジャパンの皆様、これを読んでくださった皆様、ありがとうございます!

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