サクラクレパス プチカラー48色レビュー! 携帯性特化で至れり尽くせり!(PR記事)

サクラクレパス プチカラー48色レビュー! 携帯性特化で至れり尽くせり!(PR記事) サクラクレパス
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こんにちは。ホネ山です。
今回はサクラクレパスの透明水彩「プチカラー」をレビューして参ります!

使ってみたかったけどなかなか使う機会に出会えなかったこの絵具、
解明して参ります!!

せっかくの携帯向けのラインナップ&春の丁度いい気候なので、
野外にもスケッチしていきましたよ~!!

メーカー様への質問

まずは恒例、メーカー様に気になることを質問して参ります!
今回はホネ山から6問質問させていただきました!

赤字がホネ山コメントです。

何年ぐらい前からある商品なのでしょうか?

1982年頃発売となります。

意外と新しい!?もっと昔からあると予想していました!

学童用の水彩と比較して、どういう位置づけの商品でしょうか?

固形水彩なので学童向けではなく、主にアマチュア画家、水彩画のエントリーモデルの位置づけです。

どのようなお客様が購入されることが多いでしょうか?

アマチュア画家、野外スケッチをされる方、大人の塗り絵ユーザーなどが主要な購買者と考えています。

なるほど! 細かめ線画の「大人の塗り絵」用途だと確かに色数が多いのも魅力的です!

ぜひ使ってほしいタイプのお客様がいらっしゃいましたら教えて欲しいです。

48色までのセットは野外スケッチをされる方に特にお薦めしたい仕様です。

自分で使ってみてもそうでしたが、とにかく外に出てスケッチに便利なんですよね~。

パレットを連結式にしようというアイデアはどのようにして生まれたのでしょうか。

まずパレットは取り外しができることを前提に設計し、セットに連結できれば片手で持ったまま絵の具を溶いて描ける利点も生まれ、野外スケッチに適した仕様になると考えました。
同時に3方向に連結できることで利き手に対応できる点も大きな長所になると考えました。

左利きの方にも配慮しているとのこと!優しい設計!

顔料非公開とのことですが、毒性注意の顔料は使われておりますでしょうか。

APマークを取得しており、毒性には考慮した配合になっています。

開封の儀

せっかくなので開封していきましょう。

まず外観です。
裏面の解説の文字が多めで丁寧! なんか日本っぽいなぁと思います。

説明読みましょう!
・ケースにポストカードをイーゼルのようにセットできる!
・パレットは取り外しができる!
・水筆付き!
・指かけリングもついている!
野外スケッチをするのに至れり尽くせりです。
「プチ」と言いながら他に類を見ない多機能です。

「場所のない中でササっと描く」ことに特化しています。
特にハガキサイズのミニイーゼル機能めっちゃいいと思いました! 画板って地味に場所取りますしね。

そして開封!

ケースに色番号がついているのがめっちゃポイント高いです!

ハーフパンのセットだと、どこに何の色を入れたか分からなくなりがちで。
いちいちハーフパンを見て番号を確認して「あ、この色だ」とやっていますが
プチカラーの場合、色番号が見えるところに書いてあって、別紙で印刷色見本も一緒についているのがマジで丁寧だと思いました。

ということで、絵具以外の面での機能も凄く…凄いです!

ちなみに、超高機能パレットがセットになっているのは48色までで、60色以上のセットになると構成がパレットと筆のシンプルなセットになります。

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サクラクレパスの「水彩絵の具の一覧」をご紹介します。

プチカラー、48色色見本一覧です!

48色分の色見本をご用意いたしました!
全色、モニターでそれなりに近い色に得るように補正済みです。

各色へのリンクはこちら!

watercolor-try.com/brand/sakura/

ホネ山の推し色

ウルトラマリン ディープ

可愛い青紫でこの、ウルトラマリンの青紫系にしては粒状化も割と控えめ。
とても好きです!

テルベルト

天然のテールベルトってカチコチに固まってしまうことが多いと思います。
でもこの色は恐らく調色して作れられたもの(と予想している)ので溶けやすい!

風景描くときに凄く役立ちました!

プチカラーの特徴

携帯性特化!外に出て使うための工夫があちらこちらに

開封の段落でお伝えしましたが、とにかく携帯性に特化しています。
パレットと筆が入って重量もそこそこ軽いです。体感的には48色で350mlのペットボトルよりちょい軽い感じです。

外で塗るだけではなく、部屋の机が小さい、物が多いなどでパレットを大きく広げるスペースがない場合にも適しています。

野外スケッチだけではなく、オフ会やイベント参加の時も使いやすいですね。

ちなみに、箱を逆さにしたり横にしたりもしてみましたが、絵具がバラバラになりませんでした!
凄い!

ケースに色番号が記載されていてわかりやすい

固形水彩の困った所は、絵具を固めたハーフパンの一部が暗い色なので、ケースにあるどの色がどういう発色をするか、分かなくなってしまうところです。

でもプチカラーはケースに色番号が書いてあるので、別紙の色見本印刷と照らし合わせれば大体どの色が入っているのかが思い出せます。

もちろん自分で色見本を作るのも良いです!

伸びは控えめ

色見本を見て分かる通り、全体的にはにじみでブワっと広がるタイプの水彩ではありません。
(一部広がる色もあります)
にじみを生かして描く作風の方より、細かく描きこんでいく作家さん向けかな?と思います。

安い!1色あたりとても安い!

48色セットだと安い所では4,000円台から売ってるようです(定価だと¥6,930 2025/5現在)
単色バラ売りでは190円ぐらいで売られています。

セットだと1色100円前後で手に入るということなので、コスパがめちゃめちゃよく、同じ予算で1度にたくさんの色を手に入れることが出来ます!

「最近ちょっと絵に興味がある……けどいきなり専門の道具を買うのはハードルが高い。すぐ飽きちゃうかもしれないし」
のような方にはぴったりです。

どこに売っているの?

店舗では全国の画材店の他、Amazon楽天ヨドバシなど、いたるところに売られています。

作例 外に出てスケッチしてみよう!

風景画?全然得意じゃないですが、
せっかくプチカラーを手に入れたので、野外スケッチやってみたいのです!
公園で絵を描いている方に憧れるのです!

ということで、プチカラーを持って公園にスケッチに行ってきましたのでレポします!

まず持ち物。

・絵具&パレット(プチカラー) 
・ハガキサイズの水彩紙(なんとなく手に取ったホワイトワトソン)
・筆(水筆苦手マンなので、普通の筆を)
・筆巻き(100均で買ったもの)
・筆洗いの水(右サイズのペットボトルに。筆が入ればOK)
・日本酒(描きながら飲む。描くのに没頭するのに必要w)
・コーン茶(ソフトドリンクもあるといいなぁと)

まずはこんな感じでスタンバイ!
パレットを広げながら描いていきます。

新しいパレット、テンション上がりますねぇ~!!

途中まで描いたところ。 ここで止めておいた方がよかったなぁと・・・。 今になると思いますw

そして完成品はこちら!
「静かな池と、大きな桜の木」となります。

もういっちょ。こちらは菜の花ですが、構図の選び方が失敗しています。。お花描くの難しい!

初心者目線で、スケッチして思ったことを書いていきます。

・見た目通りに描くよりも、絵としての映え重視で構成したほうが仕上がりが満足する
・メイン描いたら他の要素はサラッと描き流した方が画面が見やすい
・構図大事!!スケッチする場所にこだわる!
・絵をプチカラー本体に固定するマスキングテープが欲しかった。持っていけばよかった
・花を描くとなるとマスキングインクも欲しかったが、装備が大掛かりになるのでここは省略
・話しかけられるかと思ったけど話しかけられなかった。お酒を飲みながらもくもくと描きました
・でも親子連れとか人の多いところで描くのが安全かなと!!

ということで、とても楽しく描くことが出来ました!
スケッチいいですね!
普段のキャラクターイラストと頭を使うところが違うので、絵も鍛えらえられますし。
暑くて外に出たくない季節にならないうちにまたやりたいです。

キャラクターも塗りました

スケッチをしている間、「普通のキャラクターも塗りたいなぁ」と思ったので、急遽線画を描きました。

珍しく現代ものです。
現代の地域でエモい背景が描きたいなぁと思い、その練習用として線画を作りました。

まずは下書き。
風景は過去に自分で撮った、三崎口の写真をトレス。ここにキャラを入れて参ります。
ペン入れで色々修正して、塗りでファンタジー感を出していきます。

ペン入れ。
なんかずれているところを直し、女の子の位置を移動。
女の子と視線の先に何か欲しくなったので蝶々を付け加えて、線画完成です!

塗りはまずこんな感じで塗りましたが、下の風エフェクトに目線が行き過ぎるので、ちょっと暗くすることに。


風のエフェクトのコントラストを弱めたことで、蝶々と海のキラキラに視線が行くようになりました。

蝶々に注目して欲しかったので。黄色でドンと置き!
他を青系でまとめました。

海のキラキラ感に力を入れました!これマスキング使っていないのです!
「女の子→海のキラキラ→蝶々」と視線が行くといいなぁという作戦です。

水彩紙はホワイトワトソンにしました。

女の子が着ているのは「マリンルックのお出かけ着」の設定なのですが、イラストにすると普通に制服っぽく見えてしまいますね。

色見本作った時は色の伸びについて心配していましたが、
ホネ山の画風では本番で使っていても問題を感じませんでした。
いつも通り塗れましたし、48色もあれば、使いたい色が入っていました!

終わりに

野外スケッチ楽しかった!プチカラー持ってまたやりたい!
と思った記事制作期間でした。
そんな感じで、野外スケッチの楽しさを前面に出した内容に構成しました。

普段キャラクターを描いている方も、外で描いてみると(周りの雰囲気込みで)面白いです!
そして売店で何か買って満喫したくなってきますw(私は絵を描いた後、キッチンカーのピザを買ってしまいました)
安全対策をしっかりして、コスパ抜群のプチカラーで外を描くの、おススメです!

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